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イデアの昼と夜

東京大学で哲学を学んだのち、キリスト者としてブログを書いています。

音楽について

レディオヘッド『魔女を焼け』

前回までの『人権はリアルである』に内容が関連するので、今回は、レディオヘッドの最近の楽曲『Burn the witch(魔女を焼け)』を簡潔に分析してみることにしましょう。この作品は、近年の先進国の人びとのメンタリティをあざやかに切りとった名曲であるよ…

アンダーグラウンドについての探求のおわりに

前回までで書きたかったことはすでに書き終えたので、今日はお休みの意味もかねて、短く記事を閉じることにします。出演してくれたジェイコブさん、ゆたさん、Tさん、そしてピノコくん、今回はありがとうございました! LES DEMERLE / UNDERGROUND シリーズ…

さりげない音楽

確かに、食べることは気分転換にはもってこいであるといえますが、有限な肉体をもっている私たち人間は、四六時中食べているわけにもゆきません……。そんなことをしていれば、またたくまにスーパーメタボリックボディーになってしまいます!もう少し、生活の…

不朽の名曲、『LOVEマシーン』   ー連休のおわりに

今日で連休も終わりです。ここまで来たら、最後の日もつんく♂さんに捧げることにします。締めくくりとしては、これしかないでしょう。一定以上の年齢の方なら誰でも覚えているであろうモーニング娘。のあの名曲、『LOVEマシーン』です! つんく♂さんがモー…

愛の革命的メッセージ   ー『恋愛レボリューション21』について考える

休日の意味について論じるために、本来はUnderworld『two months off』について論じようと思っていましたが、『Yeah!めっちゃホリディ』のテンションと連休の雰囲気につられて、今日もつんく♂さんの曲について書いてみることにしました。さて、つんく♂さん…

『Yeah!めっちゃホリディ』!   ー連休の真ん中でちょっと一息

言論の未来についていちおうのところを論じ終わり、気がつくと連休の真ん中です。今回の安保法案の件については、多くのことを考えさせられました。少し時間を置いたのちに、いずれまた別のシリーズで考えてみたいと思います。 さて、ここ数日は夏の暑さが最…

ディスコミュ二ケーションを突きぬけて ー向井秀徳「KIMOCHI」から考える

これまでの二つの曲の分析から見えてきたのは、私たちの時代においては、人と人とのあいだの関係が、かつてないほどに遠いものと感じとられるようになってきているということです。 あなたは、私にとっては原理的にいってすべてを知ることのできない存在です…

善悪の彼岸から呼びかける音楽   ートム・ヨーク「The Eraser」について

道徳法則の及ばないところで、むき出しの人間関係を生きる。私たちの時代は、このことの意味がかつてないほど深刻に問われるようになっている時代だと思います。 こうした状況に、むき出しの暴力と性をテーマにしたエンターテインメントが巷にあふれるように…

ポップ・ソングの神学的次元   ーsalyu×salyu『ただのともだち』から、愛の体験について考える

人間のうちでいったん死の欲動がアクティブ・モードに入ると、道徳法則は停止してしまいます。そうだとするならば、この欲動との深いつながりのうちにある芸術は、必然的に倫理に反してしまうことになるのでしょうか。確かに、そうしたモメントを扱っている…

テレビジョン、アイロニー、アンダーグラウンド   ー「笑ってる場合ですよ」Y-クルーズ・エンヤ feat. 呂布カルマ

今日の記事で紹介させていただく曲については、ご存知でない方のほうが多いかもしれません。インディーズで活躍するY-クルーズ・エンヤというアーティストのソロ・アルバム、『しらくべくリゾート』から、「笑ってる場合ですよ」を紹介してみたいと思います。…

アメリカへの逆襲   ーZEEBRAさんと「Neva Enuff」の世界

今日は、北野武監督つながりということで、映画『BROTHER』にインスパイアされて作られた、ZEEBRA featuring AKTION「Neva Enuff」という曲について論じてみたいと思います。 日本のヤクザのアメリカでの活躍を描いた『BROTHER』(2001年公開)は、北野武監…