イデアの昼と夜

東京大学で哲学を学んだのち、ブログを書いています。

この世が遠ざかる

 
 魂の健康をいったん取りもどした(?)ところで、これからの生き方について考えなおしてみることにします。まずは、現状をかんたんに確認しておくことにします。
 
 
 正直にいって、5月から10月の終わりまでは、ブログの未来を考えるのが楽しくて仕方ありませんでした。「さぁ、次は何をやろう!」哲学、憲法、映画、ポップ・ミュージック、橋本環奈ちゃん、猫たちetc……。なんでも書きました。
 
 
 最盛期には、哲学者の國分功一郎さんや、ホリエモンさんといった人たちに記事を取りあげていただくこともありました。「い、イケる!このまま書きつづければ、ひょっとすると、いつかは……!」僕は助手のピノコくんとともに、ひそかに希望に燃えさかっていました。
 
 
 しかし、10月の終わりにとつぜん、祇園精舎の鐘の声が響き渡りました。くり返し書いてきましたが、眼の問題が降りかかってきたのです。「philo1985よ、これまでだ。お前のこの世の栄華は、早くも崩れ去った。」まるで、運命からそう宣告されたかのようでした。
 
 
 「いやだ、まだだ。僕はまだ、やれるはずだ……!」運命に抵抗しようとしましたが、結論からいうと、ムリでした。奢れるものも久からず。ただ春の夜の夢のごとく、ブログで成功するというヴィジョンは消え去ってしまいました……。
 
 
 
ホリエモン 國分功一郎 ブログ ピノコ 成功 イエス・キリスト
 
 
 
 運命には逆らえません。眼もまだあまりよくならないし、これは、「この世のやり方で生きることはあきらめなさい」ということなのだと思います。
 
 
 唯一の救いとしては、僕には橋本環奈ちゃんはいませんが、イエス・キリストがいます。というわけで、この世の流儀よ、さようなら!これから、次の生き方について考えてみることにします。