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イデアの昼と夜

東京大学で哲学を学んだのち、キリスト者としてブログを書いています。

最近の反省

人権はリアルである 哲学
 
 ……しかし、ピノコくん。僕には反省するべき点がひとつあるように思う。


 「……ひとつ?」


 いや、そりゃ無限にあるわけだけど、その内のひとつということであって!すでに何度か書いたけど、ここのところ自分の悩みについて書きつづけているけど、世の中には自分よりもずっときつい状況にいる人が無数にいることを忘れてはいけないなと。


 去年のコンゴの話もそうだったけど、この国でみても大変な目にあってる人の数は、それこそ数えきれないことだろう。


 その一方で、自分が辛いときに素直に辛いという声をあげることも、大切な気がするし。ここはたぶん、バランスを取るのが大変に難しいところなのではないか……。


 そういうことを考えていると、僕は、イエス・キリストが十字架にかかって苦しんだというのは、とてつもなくすごいことであるような気があらためてしてくるのだ。またキリストの話になってすまないが、どうか、少しだけ大目にみてほしい……。



イエス・キリスト 十字架 コンゴ 神 愛



 神さまが人間を愛している。そうは言っても、「本当にそうなのか?」というツッコミは当然ありうる。


 とくに、「神さまがいるなら、なぜ世の中にこんなに悪があるのか?」という問いは、これはもう、いかんともしがたいように見える。だけど、その神さま自身が、ほかのどんな人間よりも多く苦しんだとすればどうだろうか。


 イエス・キリストの十字架というのは、普通に考えるならばめちゃくちゃな話だ。だけど、苦しくてどうしようもない時に、神さまが自分よりもずっと苦しんだと考えるならばどうか。それも自分ではなく、他の人びとのために苦しんだとすれば……。


 このあたり、いずれもっと真剣に考えてみたいところだ。ここには、あらゆる哲学的思考を超えるものが示されているのではないかと思うのだ。




 
 
 

[コンゴについては、もしよろしければ、昨年末に書いたこちらの記事をご覧ください。]