イデアの昼と夜

東京大学で哲学を学んだのち、ブログを書いています。

今月はクリスマス

 
 毎日熱いマテ茶を飲むという南米の習慣は、遺憾なことに、食道にはよくないらしい。というわけで、別に普段から飲んでるわけではないが、マテ茶に対するすさまじい恐怖を感じずにはいられない今日この頃ではあるが、いちおう調子は二日前よりも少しだけよくなったのである。
 

 というわけで、あらためて
 

 現状の認識:
 今月12月は、クリスマスの月である。
 

 あんまりテンションを上げすぎてるとまた食道が大変なことになりそうな気がするから、少し気分は押さえておいたほうがよいのかもしれぬ。ぐすん。でも、今月がキリスト者にとってきわめて重要な月であるということには、まったく変わりがないのである。
 

 僕が奉仕している教会学校の中高科でも、今月は16日のクリスマスパーティー(教会では当日近くはめっちゃ忙しくなるゆえ、パーティーは日にちをずらすことが多いようである)に向けて絶賛邁進中である。ケンタッキーフライドチキンとタコ焼きをフィーチャーした、中高生との楽しい団らんのひと時となるはずであるが、逆流性食道炎の観点からして、テンションの上げすぎには要注意である……びくびく。
 

 というわけで、あくまでもしめやかに、しかしやはり心からの喜びをもってクリスマスへの日々を過ごしてゆきたいものである。どうか、一人でも多くの人とイエス・キリストの誕生を祝う、すばらしきクリスマスになりますように……!
 
 
 
 マテ茶 南米 食道 クリスマス イエス・キリスト ケンタッキーフライドチキン たこ焼き レッツゴーピカチュウ サンタさん 山下達郎
 
 

 しかし、クリスマスがもともとイエス・キリストの誕生を記念するものであるという事実は、あまり一般には意識されていないもののように思われる。
 

 philo1985が先日巷で耳にした、子供たちの会話:
 「ぼく、ポケモンのレッツゴーピカチュウほしい。でも、お母さんが買ってくれないんだ」「えー。じゃあ、サンタさんに買ってもらえばいいじゃん」
 

 このように、子供たちにとってクリスマスは何よりもまず、サンタさんの日であることは言うまでもない。そして、多感な若人たちにとっては、クリスマスとはもちろん彼氏&彼女と過ごすラブラブな一日、あるいは孤独のうちに耐え忍ばれる呪わしき一夜ということになろうか。BGMはもちろん、山下達郎である(鉄板である)。
 

しかし、クリスマスは本来、誰にとっても嬉しくてたまらない、世の救い主の到来を祝うスペシャルイベントであるはずなのである。来たる24〜25日に向けて胸を高鳴らせつつ、そして、逆流性食道炎と熱い食べ物には十分に警戒しつつ、心して気分を整えてゆきたいものである……!