イデアの昼と夜

東京大学で哲学を学んだのち、ブログを書いています。

2017-10-07から1日間の記事一覧

存在という語は

「哲学者の生とは、ある面から見れば、存在という語への態度の変化のプロセスであるといえるのではないか。」 人生のうちで死と別れの経験をくり返すうちに、哲学者の心の中では、ある問いかけが重ねられてゆくことになります。 かつて「ある」と思っていた…