本論の内容に入ってゆくにあたって、まずは大まかな見取り図を得ておくことにしたい。今回の読解では、筆者はハイデッガー自身による本の構成に大まかに言えば重なるような形で、『存在と時間』を二つの部分に分けて論じてゆく予定である。 ①読解の前半では…
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