イデアの昼と夜

東京大学で哲学を学んだのち、ブログを書いています。

何を伝えるか

 
 あらためて思う。このブログの目的は何よりも、福音を伝えることでなくてはならぬ。
 

 用語説明:
 福音とはキリスト者にとっての最重要語の一つで、直接には「よい知らせ」を意味する。
 

 福音とは何か。神から人間にもたらされた、そして今ももたらされつつあるメッセージである。これはとてつもないグッド・ニュースであり、キリスト者はこのニュースを世界中に伝えねばならぬのである。
 

 福音を聞いていない人のもとに、福音を届ける。よい知らせを告げ知らせるものの足は、なんと美しいことか。どうだろうか。もしそういうグッド・ニュースなる何かをすべての人に伝えようと大々的にハッスルしはじめるとすれば、その人は不審な人物だと思われるであろうか。
 

 「……まぁ、普通に考えて、バリバリそう思われるんじゃないですかね。」
 
 
しかし、キリスト者はそれでも福音を伝え続けねばならぬのである。この福音なる知らせは、人から人へと以外にはないのである。というわけで、僕もやる。なぜならば、友よ、僕もきわめてふがいないとはいえ、それでもキリスト者の一人だからである……。
 
 
 
 福音 キリスト者 グッドニュース モモランド
 
 
 
 というわけで、このブログで何を伝えるかに関しては、あらためてその対象がはっきりした。福音である。なんかもう、毎日ブレまくっている気もするが、本来はそこから一ミリもずれてはならないはずなのである。
 

 しかし、「何を What」はわかっても、「どうやって How」が正直まだ全然わからないのである。誰に、どうやって伝えるのか。三年以上も書き続けているのに、右に逸れ、左に逸れ、下手をしたらモモランドに逸れ、僕の進み方はまるで行き当たりばったりな感があることは否めない。
 

 しかし、そろそろ直球でゆきたいのだ。ぶっちゃけ、今でも日和ってしまいたい気持ちは全然消えないのだが、そろそろもっとストレートにゆく時期が来ているような気がしてならないのである。
 

 いや、やっぱもっと色々慎重になったほうがいいような気もしてきて、勇んでいたわりにすでにだいぶ気分がしょぼしょぼし始めているのではあるが、すでに紙幅も尽きたのである。自分の取るべきスタンスについてはこれからも、絶えることなく考え続けねばならぬ……。