イデアの昼と夜

東京大学で哲学を学んだのち、ブログを書いています。

2019-06-24から1日間の記事一覧

この時代の病

反出生主義の論理構造: 1. 至高性の直観を持つわたしは、自分自身を純粋意識として思い描く。 2. しかし、それゆえにわたしは、わたし自身が血と肉を備えた一人の「この人間」であることを受け入れることができない。 「この人間」としてのわたしは、病み、…