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イデアの昼と夜

東京大学で哲学を学んだのち、キリスト者としてブログを書いています。

人文知の未来

インディペンデント知識人について、もう少しだけ考えてみる(2)

今回の一連の記事を書いたあとに、友人から、「いまいち、インディペンデント知識人なるものが出てこなければならない必然性がわからない。別に、そんなものは出てこなくても大丈夫なのではないか?」という意見をもらいました。そこで、補足も最後となる今…

インディペンデント知識人について、もう少しだけ考えてみる(1)

先週は、人文知の未来について、五日間のあいだ考えてみました。インディペンデント知識人たちと大学の研究者たちとが協働することにより、社会のなかでの人文知の認知度をあげてゆくことで学問の危機を救う助けとすることができるのではないかというのが、…

人文知を守ってゆくべき、いちばん大切な理由

今回の件について、最後の話をしたいと思います。今週の火曜日の午後、人文知の世界の未来について大学の友人たちと、食堂のテラスで話をしました。その場にいた三人とも、人文系の学問がなんの役に立つのかということについてあれこれ頭を悩ませながら考え…

21世紀、人文知の世界はこうなる(2)

社会のすみずみにまで知ることの喜びを発信しつづけるカリスマである、インディペンデント知識人たち。彼らの活動がますます多くの人びとに知れわたってゆくことによって、人文知の世界のあり方が変わってきます。とりわけ注意しておきたいのは、「人文系の…

21世紀、人文知の世界はこうなる(1)

私たちはいま、視野を広げてみなければならないところに来ています。人文系の学問にたいして国から予算が出ないという問題を解決するためには、人文知が世の中の役に立つということを認めてもらわなければならない。けれども、そう考えはじめると、このこと…

人文系の学問の未来を考える(2)

人文系の学問の危機にたいして、どう対処したらいいのでしょうか。これはつまるところ、人文系の学問が国から予算をもらうためにはどうしたらいいだろうかという問題になるかと思います。あまりお金の話はしたくはありませんが、現実を見ないわけにはいかな…

人文系の学問の未来を考える(1)

今日は、いつもよりも少し真面目な話をさせてください。ここのところ、大学の人文系の学問が危機に立たされているというニュースが入ってきています。このニュースがとても重要なものであるのは、これが昨日や今日に始まった話ではないし、これから先の数十…