イデアの昼と夜

東京大学で哲学を学んだのち、ブログを書いています。

2020-12-13から1日間の記事一覧

孤絶が事実として破られるとき

論点: 他者の認識に関する事実的な与えは、もしその与えが本当になされるのだとすれば、その時には、モナドの孤絶を中断させずにはおかないのではないか。 ライプニッツの表現によるならば、「モナドには窓がない。」すなわち、認識の主体としてのわたしは…