イデアの昼と夜

東京大学で哲学を学んだのち、ブログを書いています。

2020-12-21から1日間の記事一覧

エクリチュールを再び批判する

論点: 言語活動の本質は、書き言葉よりも話し言葉のうちにこそより十全な仕方で体現されうるのではないか。 哲学の営みは、哲学史の中で眠り込んでいる概念を目覚めさせ、それを新たな舞台の上で再演するという作業を含んでいる。プラトンが指摘した上の論…