イデアの昼と夜

東京大学で哲学を学んだのち、ブログを書いています。

2020-12-29から1日間の記事一覧

言語活動を事実的な与えのうちで考えるという、実存論的な課題について

論点: 認識の主体であるわたしを超える他者の実存は、その他者の表現を通して明かされる。 他者は行為によって、また、その他者が芸術家である場合には、色や音や何らかの形態を伴う作品によって自らを表現することもあるだろう。しかし、人間が人間である…