現代の哲学書である『存在と時間』が、近代の哲学に対して立っている歴史的な位置という問題については、もう少し掘り下げて考えておかなくてはならない。デカルト『省察』のよく知られた箇所を、ここで思い起こしてみることにしよう。 「それゆえ、すべての…
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